できない時間は、
止まっている時間じゃない。
子どもが思うように動けないと、
私たちはつい、
「何もしないままで大丈夫かな。」
「このまま時間だけが過ぎてしまう。」
と不安になります。
でも、
子どもたちを見ていると、
外からは何も変わっていないように見える時間にも、
心の中では少しずつ変化が起きています。
学校へ行けない。
練習に参加できない。
人と話せない。
そんな時期があっても、
その時間の中で、
自分と向き合い、
気持ちを整理し、
次の一歩を踏み出す力をためていることがあります。
実際に、
「昨日までは無理だったのに、今日は行ってみようかな。」
そんな変化は、
ある日突然起きるように見えて、
その前の「できなかった時間」があったからこそ生まれています。
私たちは、
できるようになった瞬間だけを見がちです。
でも、本当に大切なのは、
その前の見えない時間。
焦りながらも、
悩みながらも、
少しずつ心を整えていた時間です。
だから、
今できないことだけを見て、
「成長していない。」
と決めつけなくてもいい。
できない時間にも、
意味がある。
その時間があるからこそ、
子どもは自分のペースで前へ進んでいけるのだと思います。

コメントを残す