私はずっと悩んでいた。
子ども主体で判断できるチームにしたい。
でも、その一方で試合では勝てる形も作りたい。
戦術を入れた方がいいのではないか。
そんな思いもあり、最近は約束事を増やした形を試していた。
でも、どこか子どもたちが迷っているようにも感じていた。
そこで昨日、思い切って聞いてみた。
「今やっている戦術って、しっくりきてる?」
「練習していけば、うまくいきそうな気はする?」
返ってきた答えは、
「しないかな(笑)」
だった。
私は思わず、
「やっぱりな。」
と思った。
そこで、
戦術をやめて、
4つだけ約束を作った。
- パスしたら動く(他の子はスペースを埋める)
- ボールが止まったら助ける
- 空いたら打つ
- ドライブできず、シュートもなければもう一度動かす
「これなら覚えられる?」
と聞くと、
「できる。」
という返事。
ゲームをしてみると、
みんなが迷わず動き始めた。
終わった後、
「どうだった?」
と聞くと、
「やりやすかった!」
その言葉を聞いて、
私も嬉しくなった。
そして思った。
考える余白は残しながら、迷わない土台を作る。
答えを教えるより、判断できる土台を育てたい。
私が目指したかったのは、
こういうことだったのかもしれない。

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