決めた一本より、
心に残った一本があった。
試合では、
シュートが入ると歓声が上がります。
もちろん、
得点は嬉しい。
でも、先日の試合で一番印象に残ったのは、
シュートではありませんでした。
ゴールの近くまでドリブルで運び、
そのまま打てば得点できる場面。
その子は、
横でフリーになっていた仲間へパスを出しました。
そして、
仲間がシュートを決めました。
得点を決めた子も嬉しそうでした。
でも、それ以上に、
パスを出した子の表情が忘れられません。
「一人で決める」より、
「仲間と決める」ことを選んだ瞬間でした。
技術だけを考えれば、
シュートを打つことが正解だったかもしれません。
でも、
チームとして考えたら、
その一本のパスには大きな価値がありました。
バスケットボールは、
一人では勝てません。
仲間を信じること。
仲間を生かそうとすること。
その積み重ねが、
チームを強くしていきます。
だから私は、
シュートが入ったことよりも、
その子が仲間を見て、
仲間を信じてパスを選んだことが嬉しかった。
スポーツを通して育ってほしいのは、
技術だけではありません。
人を思いやること。
仲間を信じること。
自分だけではなく、
みんなで喜べること。
その一本のパスには、
そんな成長が詰まっていました。

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